摂食嚥下の研修に行ってきました!

ST(言語聴覚士)だけでなく、摂食嚥下に関わる幅広い職種の方が集まった研修でした!

 

こんにちは。

今回は摂食嚥下障害についての勉強会に行ったため、アウトプットしたいと思います。

看護師、栄養士、ドクターなどなど多くの医療関係者の方から嚥下障害について話がありました。

誤嚥について皆さんはしっていますか?

誤嚥とは、食物や唾液が声門を超えて気管内へ流入すること。

2種類あり、

顕性→明らかに誤嚥とわかるムセ、咳き込み。

不顕性→ムセない誤嚥。睡眠中や無意識下での唾液や食物の誤嚥。

に分けられます。

現在、肺炎死亡者の95%以上が高齢者!と言われています。これは、年齢を重ねることで飲み込みに関する筋肉が衰えることと、身体的な抵抗力が低下することが主にあげられます。

誤嚥を防ぐには?

これを防ぐためには、

 

・口腔ケアをしっかりと!

常在細菌を減らすことで誤嚥した際や、不顕性誤嚥による肺炎発症のリスクを減らすことにつながります。食前にもするとより効果的。

・嚥下体操を行う!

口の開閉、横引き-突出、舌の突出-後退、左右移動、唇を舌でぐるりとなめ回すなどを食事前などに行うと飲み込みに関する筋肉を刺激することになるため、誤嚥予防につながります。

・できるなら、椅子で摂取!

床に座って摂取するより体を前に倒しやすいため、誤嚥しやすい姿勢をとるリスクを減らすことができます。

 

嚥下障害を持っている人に対しての対策

・30度以上に頭側拳上し、頭頸部は屈曲位。

・適切な食事形態を選択 食材の大きさ・硬さが均一 適度な粘性と凝集性など。

・スプーンは口腔内に入れやすいように小さく・平たく・薄く・軽いものを選択。

・口腔内に食物が残った状態で次を入れない。一口ずつ摂取する。

 

認知症と摂食嚥下の関係!

認知症は脳の病気です。伴って、飲み込みに関する機能が低下したり、十分な栄養を摂取できなくなることがあります。

・アルツハイマー型認知症

食べ物の認知ができなくなることで、食べ始めることができない。食欲が低下する。食器の使い方がわからなくなる。など食事を開始するところで困難となりやすい。嚥下機能は比較的維持されやすい。

 

レビー小体型認知症(最も摂食嚥下障害が出現しやすい認知症)

摂食嚥下に関する筋群に対して障害を来しやすく、不顕性誤嚥などが出現しやすい。また、食事性低血圧(食事中・後に低血圧を呈する)ことがある。

ドーパミン(神経伝達物質:体を動かすために必要な物質)が減少するため、サブスタンスP(正常に食べ物を飲み込んだり、咳をしたりできるように、神経に働きかける物質。通常はのどや気管にあり、低下すると嚥下や咳の反射が弱くなる)という物質も減少し、咳や飲み込みの反射が低下する。

嗅覚が低下するため味がわかりにくくなる。

on-off現象(薬により症状の変化が大きい)により、嚥下も同様に影響を受けやすい。

補足;サブスタンスPはβアミロイドタンパク(脳に付着するゴミみたいなもの)を分解する能力もあるため、現象に伴ってアルツハイマー認知症にないりやすい。カプサイシン(辛み成分)にはサブスタンスPを分泌する効果がある。

 

・前頭側頭型認知症

食欲、趣向品の変化し、過食や早食いなどにより窒息のリスクが出現しやすい。

 

・脳血管性認知症

脳の病気により摂食嚥下に関する筋の障害や起きることがあり、軽度な場合でも重篤な症状が出現するこももある。

 

まとめ

年を重ねるについれ、誤嚥のリスクはおのずと高まります。

おいしく食事を口から摂取していくためにも、

「毎日の口腔ケア」:口の中の細菌を減らす、歯を健康に保ち噛む能力を保つため

「口を動かす機会を作る」:よく噛み、よく話し、口の筋肉を動かして飲み込みに関する機能を維持するため

の2点を最低限意識していれば、ひとまず大丈夫かなと。

個人的にはサブスタンスPの話しは初めて聞いたので勉強になりました!

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ABOUTこの記事をかいた人

20代、田舎で言語聴覚士をしています!「わびさび」を感じられる余裕を持つため、QOLの向上を目指します。リハビリ関連の知識のアウトプットを中心に資産運用などにも取り組んでいます。色々なことに挑戦し、役立つ情報を発信できるように頑張ります!!